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  ※このページではバイオグラフィーワーク関連の書籍、あるいはバイオグラフィーワークの仲間の著書等を紹介して

  います。ぜひ一度読んでみてください。

 

 

新刊コラム

 

シュタイナーのアントロポゾフィー医学入門

 

      アントロポゾフィーの人間観に深く根差した医療について分かりやすく紹介した「シュタイナーの

      アントロポゾフィー医学入門」がビーイング・ネット・プレスにより2017年1月末に出版されました。

      アントロポゾフィー医療の諸分野に従事する多くの方々の数年にわたる協働作業の実りである入門書 

      の中で、バイオグラフィーワーク・ジャパンの近見富美子もアントロポゾフィー心理療法およびバ

      オグラフィーワークを紹介しています。皆様の心身の健康のお役に立てることを願っています。

      なおこの本はバイオグラフィーワーク・ジャパンでもご購入いただけます。

      書籍購入ご希望の方は info@biographywork.jpまでお知らせください。

 

 

 

バイオグラフィーワーク関連書籍

 

 

虐待する親への支援と家族再統合

親と子の成長発達を促す「CRC親子プログラムふぁり」の実践

宮口智恵・河合克子著

 

【内容】 虐待をする親が社会から孤立することなく、子供が自分を肯

定し、子供にとって親が安心な存在になるような親子関係再構築を目指すCRC親子プログラム。家族再統合を見据えたその理念と取り組みを具

体的に紹介します。

 

【著者略歴「BOOK著者紹介情報より引用】

宮口智恵 

特定非営利法人チャイルド・リソース・センター(CRC)代表理事/社会

福祉士。京都女子大学教育学部卒。神戸大学総合人間科学研究科前期博士課程終了。大阪府児童相談所(現大阪府子ども家庭センター)等で児童福祉

司として18年間勤務のあと、2007年に(特)チャイルド・リソース・セン

ターを設立、CRC親子プログラムの開発と提供を行う。また保育士等の子ども家族支援の実務者向けの研修講師も務める。

 

河合克子

特定非営利活動法人チャイルド・リソース・センター(CRC)理事/マネ

ージャー/社会福祉士。大阪市立大学生活科学部社会福祉学科卒。卒業後、大阪府児童相談所(現、大阪府中央子ども家庭センター)で児童福祉司

として5年間勤務。その後大阪府内の相談機関、要保護児童対策地域協議

会での業務等を経て、2010年より(特)チャイルド・リソース・センター

でCRC親子プログラムの提供に携わる。また保健師や保育士、教職員等

の実務者向けの研修講師及びSVを行っている。

 

 

魂の救済

ベルナード・リーヴァフット著

丹羽敏雄訳 涼風書林

 

 21世紀に入って、悪の諸力の活動が目に見えて勢いを増して

います。その諸力は魂を破壊しようとしています。人類の進化

を導く3つの霊的な流れ、すなわち、認識の生命化を導くシュタイナーの認識の道、人間の魂の救済を目指すマヌの中心の道。

3つの霊的流れの有機的な協働がそれに立ち向かう力となりす。「あなたはその流れのいずれに属しているのか」、シュタイナーによって投げかけられたこの問いを通奏低音とする本書は、自由と愛の実現のために努力し続けた稀有な人類学者、リーヴァフッドの霊的遺言です。その遺言は私たちの生きる目的、そ

して喜びを見出す助けとなるでしょう。

 

 【本書の内容】

 1.本書の必然性について

 2.3つの霊的流れ

 3.洞察をもたらす者、ルドルフ・シュタイナー

 4.クリスチャン・ローゼンクロイツの流れ

 5.薔薇十字者の今日の課題

 6.マヌの霊的流れ

 7.未来におけるマヌの課題

 8.対抗勢力の戦略

 

    


バイオグラフィー・ワーク入門

グードルン ブルクハルト著/樋原 裕子訳 水声社

 

シュタイナー思想を基にしたアントロポゾフィー(人智学)医学

の実践のなかから生まれた、バイオグラフィー・ワーク入門のための最適な手引書。自伝的文章や詩、メルヒェン、グラフ、

絵やグループワークなどにより自分の人生を振り返り整理することで、他者への理解を深め、より良い未来への展望を開く。

混迷の時代におくる、待望の邦訳。

 

『境域に立つ、Ⅰ―現代人の危機と人智学―』

『境域に立つ、Ⅱ―シュタイナー精神医学の基礎―』

 ベルナード・リーヴァフッド著、丹羽敏雄訳、涼風書林

オランダの精神科医で人智学運動の指導者であったリーヴァフッドは、オランダで最初の治療教育施設を設立し、人智学的な治療の実践を始めました。その後、自ら設立した企業コンサルティング機関NPIを拠点に、企業や組織の形成や発展と大人の成長や自己教育の問題を人智学の観点から探求し、人智学を現代社会に適応する事に生涯を捧げました。そうした彼の仕事の集大成とも言える本書『境域に立つ』は、ルドルフ・シュタイナーによる「人類は境域を越えた」という、現代に対する認識に基づいています。それは、これまで私たちを守っていた内と外の「境界」が破れ、私たちを未知の諸力にさらし、混乱させ、不安に落し入れることを意味します。増加する神経症や抑鬱、現実逃避や薬物依存といった時代の病の多くがそこからやってくるのです。

   そうした「病」に向き合うには、人間の永遠の核である自我あるいは「個的本性」に基づく人間の成長発達を視野に入れなければなりません。自我発達の道は、私たちの内なる熱と光を与える太陽である、心臓を中

心とする循環器系に関連する魂の領域である「中心領域」を、自然や文

化・芸術の体験などにより豊かにし、内なる平安や畏敬の念を精力的に開

発することなどからなっています。こうして、時代の病の克服と、意識化され、強化された「中心」から流れでる自我発達の道が不可分であることが明らかになります。

ますます混迷を深めているように見える現代は意識魂の時代です。意志魂の時代には個々の自立・独立がますます進み、結果として、人々はバラバラになり、お互いの意志疎通が困難になるだけでなく、お互いの衝突が避けられなくなります。

 

「中心」から流れでる自我発達の道は、そのような時代に求められる道でもあります。また、本書を通して流れる赤い糸であるその道を具体的に展開する方法のひとつが、バイオグラフィーの意識化の作業である、バイオグラフィーワークであり、ひとりひとりのイニシアティヴを大切にする、さまざまな社会共同体や組織づくりの方法に他なりません。

 

『シュタイナーの老年学 ―老いることの秘密』

丹羽敏雄著、涼風書林

老年期をどのように生きるかは、単に老年期にある者だけでは

なく、すべての人々にとって非常に重要です。「終わり良けれ

ばすべてよし」です。

現代では、「若者の理想はあっても、老年期の理想がない」と

シュタイナーは言います。実際、老年期をある意味でいかに「若

々しく過ごせるか」が現代の理想です。つまり、若者の理想を人

生全体の理想としているのです。衰えることは否定的なことであ        り、何としてでも避けるか、先に引き伸ばすことのみが求められ、    「衰え」の霊的・魂的な意味が捉えられていないのです。物質的

世界観の必然の帰結言えるでしょう。

本書は、シュタイナーの人智学を手掛かりに、老いること、「衰

えること」の霊的な意味を明らかにするとともに、どうしても避

けることができない「死」と、それにつながる輪廻転生の理念を

正面から見据え、老年期のもつ深い意味を考えます。また、老年

期を迎えるにあたり、いわばその準備として、意識魂を中心とす

る魂の発達や、生命力の本質、さらにはキリスト存在の持つ意味

に迫ります。

 

『星々と木々 ―ゲーテ・シュタイナー科学への道』

丹羽敏雄著、涼風書林

 

ゲーテ・シュタイナー科学においては、自然界に観られる現象は、単

なる物質的な現象ではなく、その背後には物質界を超えた目に見えない

世界が存在し、その世界から来る力や法則の顕れであるとみなします。

それは例えば、私たちの表情や仕草が、単なる筋肉の動きではなく、内

なる心の働きの外的な顕れであるのと同じです。

 本書では、様々な現象に対して、それらが示す、精妙な仕草を注意深

く観察し、さらには、共感的な想像力を持って、その本質に迫ろうとし

ます。そうした努力を通して私たちは対象と親密な関係を取り結び、終

には体化できるのです。

 

 本書は、そうした方法論に従い惑星の動きや仕草を調べます。そのこ

とを通して、惑星のそうした外面を産み出す本質的な力や法則性を捉え

ようとし、それが木々の仕草や性格にも観られること、あるいは金属や、さらには人間の臓器にも観られることを明らかにします。そのことによ

って、木々や金属、さらには人間の臓器といった、見無関係に見える

対象の間に、惑星と言う「原型」を通して、本質的なつながりがあるこ

とを発見するに到ります。まさに宇宙は緊密な内的繋がりの中にあるこ

とを実感するのです。

 


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